ようやく改正民法が成立し、公布されました。
法務大臣による諮問がなされて改正の検討が始まったのが平成21年10月、法案が衆議院に上程されたのが平成27年３月ですから、平成29年６月の公布まで、稀に見る長期戦だったわけです。さらに施行までに３年あり、法律が成立したからといってすぐに賃貸借の実務に影響するものではありませんが、基本法の大改正ですから、誰もが理解をしておかなければならない内容です。
これからゆっくりと内容を把握していただきたいと思います。