ニュース【「民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案」が公表されました】
法務省【平成26年9月8日掲載】
民法(債権関係)部会第96回会議(平成26年8月26日開催)において、「民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案」が決定されました。
法務省>法制審議会–民法(債権関係)部会の公表ページは → こちら
民法(債権関係)の改正に関する要綱仮案【PDF】
POINT渡辺先生から一言
当初は7月に出るとされていた要綱仮案が,ようやく公表されました。これからは,この案をベースにして,民法改正が議論され,来年の通常国会での成立に向けて,最後の詰めに入ることになります。
今回の改正は、法文を全面的に書き換えるものです。民法が民事の法律関係を規律する一般法であって,すべての経済活動が民法のワクで行われていることを考えると,内容的にはほとんど従前のルールを引き継いでいるとはいえ,誰もが新しい民法のひととおりの理解が必要になります。
これまではマスコミに取り上げられることも意外にすくなかった感がありますが,実際に改正が決まる段階になれば,もっと情報量が増えてくるでしょう。注目をしたいと思います。
今回の改正は、法文を全面的に書き換えるものです。民法が民事の法律関係を規律する一般法であって,すべての経済活動が民法のワクで行われていることを考えると,内容的にはほとんど従前のルールを引き継いでいるとはいえ,誰もが新しい民法のひととおりの理解が必要になります。
これまではマスコミに取り上げられることも意外にすくなかった感がありますが,実際に改正が決まる段階になれば,もっと情報量が増えてくるでしょう。注目をしたいと思います。