ニュース【国交省:建築物石綿含有建材調査者の制度化について】

国土交通省より「建築物石綿含有建材調査者の制度化について」の報道発表がありました。
平成25年7月30日
〈抜粋〉…「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」(平成25年7月30日公示)を定め、一定の要件を満たした機関を国土交通省に登録し、当該機関が行い講習を修了した者に建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を創設しました。これにより、中立かつ公正に専門的な調査を行うことができる調査者の育成を図ってまいります。
「建築物石綿含有建材調査者の制度化について」
平成25年7月30日
〈抜粋〉…「建築物石綿含有建材調査者講習登録規程」(平成25年7月30日公示)を定め、一定の要件を満たした機関を国土交通省に登録し、当該機関が行い講習を修了した者に建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を創設しました。これにより、中立かつ公正に専門的な調査を行うことができる調査者の育成を図ってまいります。
「建築物石綿含有建材調査者の制度化について」
POINT渡辺先生から一言
建物にアスベストが含まれているかどうかを見分ける専門家としての公的資格が創設されるというニュースです。
これまで、アスベスト調査には定まった手法がなく、知識・経験不足による見逃しなども指摘されていました。公的資格制度の創設によって、企業や団体の担当者が、専用のテキストを用い、実際に建物をみる実地研修や講義など講習を受けて資格を取得して実務にあたることになり、またサンプルの採取法や報告書の書式も統一化が図られます。建物調査や石綿除去に対する国の制度の要件に、資格者による調査の実施が加わることにもなることも想定されます。
これまで、アスベスト調査には定まった手法がなく、知識・経験不足による見逃しなども指摘されていました。公的資格制度の創設によって、企業や団体の担当者が、専用のテキストを用い、実際に建物をみる実地研修や講義など講習を受けて資格を取得して実務にあたることになり、またサンプルの採取法や報告書の書式も統一化が図られます。建物調査や石綿除去に対する国の制度の要件に、資格者による調査の実施が加わることにもなることも想定されます。