※本セミナーは、2024年4月27日に開催された第55回CBAセミナー動画のオンライン配信です。
近年の建設市場では、円安、原材料価格の高騰、人手不足、働き方改革などの影響を受け、資材・労務コストが高騰、建築費の水準が上昇し続けています。その結果、予算オーバーや計画延期となるプロジェクトが多発しており、適正な目標予算の設定や工事発注の仕組みが課題となっています。
その中で、弘文社では、建設業に特化したウェブサイト「アーキブック」にて2016年より建設市場や建築費についてタイムリーな情報発信を続けています。また、将来のインフレリスクも見込んだ形で概算建設費の算出をサポートするクラウドサービス「アーキブックコスト」を2023年より展開しています。
そこで、本セミナーでは、建築費の構成、影響要因から騰落のメカニズムまで、過去に建築費が騰落した際の建設市場の状況に基づき紐解いて解説します。また、建設需給、資材・労務コストとゼネコン利益率の動向に基づいて、2027年までの建築費について、シナリオ別に説明するとともに、建築費超高騰の回避に向けての方策についても触れます。
講義項目 | 1.建築費が騰落するメカニズム ・建築費の構成 ・建築費に影響を与える要因 ・過去に建築費が騰落したのは? ・建築費が高騰/下落する際の共通点 ・買い手市場と売り手市場について 2.建築費の動向(標準シナリオ) ・建設需給の動向 ・資材コストの動向 ・労務コストの動向 ・ゼネコン利益率の動向 ・建築費の動向(標準シナリオ) 3.その他のシナリオと建築費超高騰の回避に向けて ・その他の動向シナリオと条件 ・建築費超高騰の回避に向けて |
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講義時間 |
01:22:34 |
視聴期間 |
2024年6月1日(土)~2025年3月27日(木) |
定員 |
100名(先着順) |
視聴料 |
ビル経営管理士(CBA):無料 |
申込み受付期間 |
2024年6月1日(土)~2025年3月21日(金) |
アーキブック主宰(弘文社株式会社 代表取締役) 小長谷 哲史 氏
東京理科大学卒業後ボストン大学大学院修了を経て、建設コンサルティング会社に入社。
国内外の建設市場調査、建設プロジェクトのマネジメント業務等に携わる。
2016年、弘文社株式会社を設立。同年、建設業に特化したウェブサイト「アーキブック」を開設。
2023年、誰にでも簡単に 概算建設費が把握できるクラウドサービス「アーキブックコスト」をリリース。