※本セミナーは、2024年7月19日に開催された第56回CBAセミナー動画のオンライン配信です。
老朽化するビル事業の再建に向け、2003年博多区「山王マンション」案件から賃貸リノベーション事業に取り組み、築100年へのビル経営を進める。その過程で、ひとのつながりが生み出されることに着目し経年優価「ビンテージビル」の概念を確立。その象徴、博多の築65年「リノベーションミュージアム冷泉荘」は文化発信・地域交流の拠点となり「福岡市都市景観賞」を受賞し、国内外より視察が絶えない。
空き家・空きビル問題を社会課題解決ビジネスととらえ、50棟を再生。現在、久留米市で老朽団地再生事業、大牟田市の商店街活性化事業など「まちの活性化」に取り組み、それら九州23都市のまちづくりリーダーで組織した「九州DIYリノベWEEK」は、本年の国土交通省「地域価値を共創する不動産業アワード大賞」を受賞する。
これまで携わってきた「縮小時代のまちの人ためのビルのあり方」についてお話させて頂く。
講義項目 | 1)ラボラトリービルを用いたビルブランディングの検証実験 2)つながりから生まれる「ビンテージビル」 3)団地再生から見えてきた経営テーマ「共感不動産」 4)共感不動産でエリア活性化23都市事例「九州DIYリノベWEEK」 5)福岡から取り組む次世代不動産経営への取り組み |
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講義時間 |
01:33:29 |
視聴期間 |
2024年9月1日(日)~2025年3月27日(木) |
定員 |
100名(先着順) |
視聴料 |
ビル経営管理士(CBA):無料 |
申込み受付期間 |
2024年9月1日(日)~2025年3月21日(金) |
𠮷原 勝己(よしはら かつみ)氏
1961年福岡市生まれ、九州大学理学部卒業後、旭化成(医薬事業)に入社。
2000年ビル賃貸業の吉原住宅を後継者として引継ぎ、賃貸リノベーション事業に傾注、2008年には株式会社スペースRデザインを設立。
2014年福岡市都市景観賞、2014・5年「米国ARCHTIZER受賞」、2015年福岡県美しいまちづくり建築賞、2016年経済産業省先進的リフォーム事業者、2017年全宅連 地域貢献活動表彰、2018年日本ファシリティマネジメント大賞特別賞、2018年不動産流通推進センター建物エバリュエーション事例コンテスト優秀賞を受賞。
2018年より九州大学大学院人間環境学府・九州産業大学寄附講座「不動産学入門」・関西大学大学院「都市および地域再生特論」・地域未来創造大学校においてまちづくりのプロ養成研究室開設等、教育活動を並行しておこなう。