変わりゆくオフィスビル業界の最新課題を考える
～AI・IoTの活用や多様化する働き方への対応など～

※本セミナーは、2024年1月22日に開催された第25回新春特別ビル経営セミナー動画のオンライン配信です。
　ビル経営管理士の2024年度更新登録要件に該当いたします。　

新型コロナウイルスの感染法上の分類が2023年5月から「5類」に移行し、経済活動の正常化が顕著になってきました。
しかしながら、オフィスビルは厳しい選別にさらされている状況といえます。
コロナ禍でテレワークが急速に普及したことにより、オフィス勤務と在宅勤務のハイブリッド型を志向するワーカーが増大しました。
また、サテライトオフィス、シェアオフィス、コワーキングスペースなど働く場が多様化しています。
一方で、ワーカーの出社率が増加し、Face to Faceのコミュニケーションの良さが見直されるなど、オフィス回帰の動きも顕在化しています。
さらには、自然な文章を生成する人工知能ChatGPTをはじめとするＡＩ・IoTの進展が目覚ましく、こうした最新技術を活用することにより、オフィスの生産性・快適性・健康性の向上を図る試みも見受けられます。
激変する外部環境を踏まえつつ、最新課題を考えることにより、今後のオフィスビル業界を展望してまいります。

概要

お申し込み＆受講方法

講師紹介（敬称略）

	中島　篤（なかじま　あつし） 三菱地所株式会社　執行役社長 1986年三菱地所株式会社に入社。 ロックフェラーグループ　インターナショナル社　取締役社長兼CEO、執行役員 欧米事業部長、執行役員 海外業務企画部長などを歴任。 2018年執行役常務、2022年執行役専務を経て、2023年執行役社長に就任。
	清水 千弘（しみず　ちひろ） 一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 教授 1967年岐阜県大垣市生まれ。 東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程中退、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士(環境学)。 麗澤大学経済学部准教授・教授、ブリティッシュコロンビア大学経済学部、シンガポール国立大学不動産研究センター、香港大学建設不動産学部客員教授、日本大学教授、東京大学空間情報科学研究センター特任教授を経て、現職。 専門は、指数理論・ビッグデータ解析・不動産経済学・スポーツデータサイエンス。
	田中 敏行（たなか　としゆき） 森ビル株式会社 専門役員 都市開発本部 計画企画部計画推進２部 兼 事業計画部　部長 1986年森ビル株式会社入社。 1987年より六本木ヒルズ担当。 他に、六本木虎ノ門地区（大街区）、虎ノ門麻布台地区等。2000年より森ビル都市企画株式会社にて地方都市におけるまちづくりのコンサルタント業務に従事。 2014年森ビル都市企画株式会社取締役、2018年同社代表取締役社長。 2020年より森ビル株式会社専門役員。
	大東 雄人（おおひがし ゆうと） ジョーンズ ラング ラサール株式会社 リサーチ事業部 シニアディレクター 2001年ボストン大学修士課程卒、金融経済専攻。 ボストン、ニューヨークで不動産仲介業に従事。 帰国後、国内事業会社で利益剰余金の運用、投資先の調査・財務分析、ポートフォリオマネジメントを担当。 2007年ジョーンズ ラング ラサール株式会社 リサーチ事業部に入社。 日本の不動産市場におけるマクロ分析、投資分析、市場予測など、全般的なリサーチ業務に従事。

参加者の声

• 〇特に清水先生のＡＩと不動産に関する説明が刺激的でした。
• 〇大東様の不動産マーケットに関する取り纏めが非常に参考になりました。
• 〇各講師とも、具体詳細な講演をして頂き勉強になりました。資料も充実しており良かったです。
• 〇バランスよく注目動向等を把握できました。
• 〇情報量と質が高く大変参考になりました。
• 〇マクロ及びミクロ双方の観点から解説頂き、現状・今後の可能性を理解する機会になりました。
• 〇グローバル不動産透明度の概念が　海外からの投資マネー及びオフィス需要を誘導するKey Wordであることが分かり
• 　参考になりました。
• 〇AIが発展していく中、いかに良質な情報だけを拾い上げ物事を正しく理解する力が重要であるか実感しました。
  　今後も、働く上で表面的なデータだけではなく、様々な視点から物事を見極めたいと思います。
  　麻布台ヒルズの四季の移ろいも非常に興味深かったです。