いま世界では木造建築が潮流です。世界各地で中高層木造建築が建てられ、計画されています。環境建築としての木造建築です。「木材」はCO2固定能力をもち、循環型資源であり、気候変動対策・脱炭素社会の達成には、欠かせない建築材料と考えられています。
日本でも、いま木造建築が注目されています。2050年カーボンニュートラル実現への取組みのひとつであり、さらに日本の社会課題である森林荒廃・林業衰退を解決する取組みでもあります。国土の2/3が森林であり、戦後拡大造林政策による植林が伐期を迎え、国産木材需要の拡大が国の重要施策でもあります。
中高層木造建築の現状と取組み、そして今後の展望について、また木造建築のメリットについても、説明いたします。
講義項目 |
・世界の潮流である木造建築 ―なぜ木造建築なのか?― |
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講義時間 | 01:23:22 |
受講期間 | 2022年4月1日(金)午前0時~2023年3月31日(金)午後11時59分(予定) |
定員 | 100名(先着順) |
参加費 |
CBA及びJBMS会員:無料 一般:1,980円 (税込)/人 |
申込受付期間 |
2022年4月1日(金)~2023年2月28日(火) |
※本セミナーの受講は、ビル経営管理士の2022年度更新登録要件に該当いたしません。
株式会社竹中工務店 参与 木造木質建築統括 松崎 裕之氏
株式会社竹中工務店 参与 木造木質建築統括 松崎 裕之氏
東京工業大学大学院社会開発工学専攻終了後、1986年㈱竹中工務店入社。
国内外数々のプロジェクトの構造設計に従事。
2016年9月木造・木質建築推進本部発足により、本部長に就任。
2021年3月より現職。
参加者の声 | 〇木材の良さをあらためて認識する機会となりました。 〇国産材の供給と技術が安定し、価格がこなれてくると、福祉住宅など多様な用途への可能性を感じました。 〇社会経済上時代を画する工法と感銘深く伺いました。 〇事例が多くわかりやすかったです。 〇建築業界のSDGsに取り込むを肌で感じました。 〇今後のビルの主流になれば良いと思う建物の紹介でした。 〇木造の中・高層建築が作られていると聞いてはいたが、「木造」の仕組み等、わかりやすかった。ありがとうございました。 〇高層木造建築の現状が概観できて良かった。 〇SDGsやESG投資、また林業の担い手不足や補助なしでの事業化など社会課題の解決という観点からも選択肢として考えるべきと思いました。 〇木造が可能になったと耳にしていても、事例を知る機会に乏しかったので、よい機会になりました。 |
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